- 2016.01.14
- 車あれこれ
The colors of cars
新年、あっという間に半月が過ぎました。
突然ですが、皆様、どの様な色の車がお好きですか?
昨年末から、グラーツでは白い車の納車が続きまして、新年に気分一新でお乗りになるのに相応しくっていいなぁとシミジミ思っていたら、とても最近の車のボディーカラーが気になりだしてしまいした。
欧米でも今また、白が人気なようです。iPod の発売に始まり、白にメタルやクロームとの組合わせがクールだと人々の心を捉えたそうです。また、ピュアなイメージで、場所を選ばず使えるというところが、選ばれる理由に。また、白は熱、光を反射するので、実は、非常に目立つので、見つけやすく、遠くまで目で追いやすい。都会の交通量の多いところでも目立つことで、事故防止に役立つんですね。安全重視の方には、白い車お勧めです!!
車の色は、地域によって好みの傾向がかなり異なるようです。フォルクスワーゲンのデザイン責任者であるワーナ・シーパースは昨年のNYモーターショーで、国によって顧客の色の好みは対照的で、特に米国と中国を比較するとその違いが鮮やかだという。「米国人は落ち着いた色を好み、中国人は非常に目立つ色を好む。米国では白も売れ行きが良く、シャンパン色の人気も健在」と語っています。 米国人が落ち着いた色を好むというのは、少し意外でした。車を決める要素としても、色は重要です。車種が決まったら、装備や機能も気になりますが、やはり色の好みが大きな判断要素なので、自動車メーカーは売れる色探しに巨費を投じて分析に力を入れているそうです。
最近は、『真っ赤なポルシェ』あまり見かけなくなりましたが、ポルシェも白・黒・グレー・シルバーやブラウン系の人気が高いようです。人気の跳ね馬レッドは一目でそれとわかるステータスのあるブランドカラーですが、同じ赤でも、昨年扱ったポルシェボクスターS「カーマインレッド」は、メタリックが入ってトマトの肌のように透明感あり、元気が出そうなナチュラルな赤でした。今風は少し光沢の入った土や植物、空や海に見られる自然の色が多いようです。何色というより色の表現方法が広がったおかげで同じ白でもメタリックであったりパール等の効果を加えることによって無限に色が作れるようになりました。この先、どの様に変わっていくのでしょうか?スイッチ一つでカラーを変えられる車も出てくるかもしれませんね。
グラーツでは、白や落ち着いた色から鮮やかカラーの車まで「あっ、素敵な色」と思っていただけるような車を販売していきたいと思います!!
今年もブログ、インフォメーションチェックよろしくお願いいたします。