- 2020.12.17
- 車あれこれ
500E試乗インプレッション
いつもGRAZブログをご覧いただき、ありがとうございます。
メルセデス・ベンツ500Eに試乗させていただいた感想は・・・「なんじゃこりゃ!」でした。がっちりとしたボディ剛性と精緻なハンドリング、スピード感が3割減くらいの感覚で知らないうちにスピードが上がってしまうほどです。イメージしていたような暴力的な加速・・・ではなく、塊感のある重量物がずぃ~っと動き出し、その加速が右肩上がりにどこまでも続くかのようです。
当時私が扱っていたジャガーは1995年デビューの開発コードX300というモデルで、丸目4灯で背の低いフォルムが特徴のクルマでしたが、ボディをしならせるように走る前時代の設計のクルマでしたので、ドイツ車との違いを強く感じました。
ハンドリングは、徹頭徹尾オンザレールで破たんの予感を全く感じず、どんなに速度が高くなってもコーナーを自信をもってクリアできます。
そして圧巻なのはブレーキです。都市伝説的に語られていた「500Eにフルブレーキングされたら、大概のクルマが追突してしまう」
という言葉が浮かびます。ただ効きがいいだけでなく、バランスがとてもよく、フルブレーキング時にも姿勢を乱すことなく減速し、それだけでなく自在にスピードをコントロールできます。現在のクルマのように効率や経済性よりも「性能」を重視して設計され、特にこのころのメルセデスは絞り出すのではなく、ゆとりを持った中で求める性能を発揮させる。結果として耐久性の高さにもつながります。
色々と驚くところがありましたが、何よりの驚きはこの車がまだ現役だった当時と30年近くたった今でもその魅力が色あせていないことです!走りの重厚感、存在感たっぷりのデザイン、操作フィーリング、あの頃の憧れがそのままに、目の前に存在しています。500Eをお探しの方、現役当時の性能とフィーリングを保った当社在庫500E、おススメです!ご興味をお持ちいただいた方、ぜひお問い合わせください。
https://www.graz-inc.jp/vcsMember/stockdetail/439-1_1094.html