- 2015.06.12
- 車あれこれ
サイクルスポーツ&モーターカンパニー
この6月7日(日)、イギリス・ロンドンでロードバイク(自転車)による時速の世界記録が更新されました。
ヨーロッパでは、サイクルスポーツが大人気で、このイベント、ロンドンでは相当盛り上がっていたようです。
この日の記録挑戦者であるブラッドリー・ウィギンズ氏は、自転車競技選手としてオリンピックで幾つもの金メダルを獲り、“サー”の称号を持つ超人気者なので、覚えておかれると良いかもしれません。
実はこの記録、この6月2日に発表された、『Jaguar XE』の開発に用いられた技術が、大きく係わっていたのです。
ジャガーのエンジニアは、この世界記録を樹立するプロジェクトに、これまで設計した中で最も空力特性に優れた「JAGUAR XE」を開発するのに用いられたのと同じ「CFD(計算流体力学)設計」を取り入れ、ロード・カ―の技術をリードする研究開発のキーとなる洞察と同じ方法を用い、積み上げた知識を生かして、全体的な空力性能を7.5%も向上させたそうです。チンプンカンプンの方もいらっしゃるでしょう。私もです!(笑)つまり車も自転車も、前に進む時の空気の流れを抵抗ではなく、前進するのに都合良く利用してしまおうといつも企んでいて、その為に日夜、形や素材の研究に勤しんでいるという訳です。
ジャガーは、グローバル・サイクリング・スポンサーシップという活動を行っており、サイクルスポーツを通して、ジャガーの持つワールドクラスのエンジニアリング技術を、世界中のサイクルスポーツの観衆へも証明しアピールています。モーターファンならずとも、ジャガーファンを増やしていくなんて、ナカナカやるじゃないですか?
地味~にですが、自動車会社が自転車の開発や製造、販売しているのをご存じの方も多いのではないかと思います。
因みに、『PORSCHE』 は、こんな↓ロードバイクを販売しています。
メルセデスは日本でもおなじみ『SCOTT』とのダブルネームで
他にも最近では、サイクルメーカーの『LOOK』と『マセラッティ』がコラボレーションしたモデルを発表したり、今後も目が離せない話題ですね!
(※イメージはサイクルスポーツ.jpより引用しました。)
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